2009年5月23日土曜日

正しいコンパスの使い方

こんにちは。ふるふるです。
今日は土曜日!E&Gアカデミーのデザインコース(週1日)の授業の日でした。
昨日のブログで意味深なタイトルを付けたまま、ん?で?みたいな尻切れトンボみたいな終わり方をしてしまったので、今日は正しいコンパスの使い方をご紹介します。
普通、コンパスを使うときって左の写真のように、親指と人差し指でコンパス上部のつまみを持って円を描きますよね?
この描き方だと線に力が入らないので、シャープペンで描いた線と太さや濃さに違いが出てしまいます。
しかも芯側に重心が移動してしまうと、針が浮いてしまって書き直しになりますよね。



そこで正しい使い方ですが、まずコンパスの上部の部分は指でつままないで人差し指の付け根あたりに当てて、手のひらの重みで針を紙に押しつけるようにします。
左の写真のようにグイッて感じです。

次に人差し指と親指で芯側の脚の上の方を軽く挟み込み、その他の指は軽く握っておきます。





線を描く方へコンパスを傾け、親指に力を入れると、芯に圧力が加わり紙にしっかりと押さえつけられます。

この状態をキープして回転運動に入ると濃くてしっかりとした円が描けるんですね〜。

最近は円をモチーフにしたデザインも多くなっていますが、「何となく」とか「適当な」円ではなく、動線やつながりを意識して綺麗な曲線を使って設計しなくてはいけません。
その為にもコンパスは必需品なんですね〜。