2016年5月17日火曜日

ニューカレドニア旅行記〜リビエールブルー州立公園へ


こんにちは、yoshiです。
ニューカレドニアの旅の後半。自然いっぱいの州立公園「リビエールブルー」を散策できるツアーへ参加してきました!

5年前に来た時も、このツアーにすごく参加したかったのですが、その時は海外のテレビ局(BBS)の取材貸切日と重なってしまい断念。5年越しの念願のツアーです(*^o^*)


自然に卓越したガイドさんに案内してもらう『リビエールブルー州立公園日帰りツアー』。

道ばたでも珍しい植物、色鮮やかな「ヤドリギ」


丸1日、案内をしてくれた有名ガイドのフランソワさん。

フランス人の方ですが、なんと日本語も話してくれるマルチすぎる最高のガイドさんでした!会話は英語9割、日本語1割くらい・・でも専門用語を日本語で話してくれるので、理解できてありがたい!

植物の前に、太古の大陸分離を説明してくれる

フランソワさんの七つ道具☆
ニューカレの鉱物、土壌について教えてくれる


ニューカレドニアというと、青い海〜白い砂浜のイメージが強いけど、実はとても希少な植物の宝庫!自然の豊かな島。


リビエールブルー州立公園内にある約8割にあたる3,200種の植物が、ニューカレドニアの固有種という面白さ。


生命力みなぎる「南洋スギ」と呼ばれるけれど、スギではない「アローカリア」

日本語で「ラシショクブツ」「ヒシショクブツ」と、説明してくれる

不思議な形の古代のコケ

まるで海綿?やわらかな珊瑚のよう・・


今はもう絶滅していて化石の中でしか見ることの出来ない植物が、ここにはリアルに生きている・・世界中の植物学者の方が、これを見て目を丸くしているのだそう。


時代は氷河期の前の恐竜時代。その頃の植物が、ここだけに残っている・・という事実に驚いた!


そんな奇跡のようなことの秘密は、どうやらこの土壌。真っ赤に見える「鉄」を含んだ土。ニッケルやクロムなどの鉱物も豊富に含まれているという。


そんな特別な土壌は、現代の植物にとっては「毒」だけれど、ここに生きる太古の植物たちだけには適しているのだそうだ。


手、足・・頭。人の形に見えると言われているという花


2枚、2枚・・永遠に2枚に分かれる葉

ビアグラスのような巨大な食虫植物(^-^;

赤土の大地をドライブ。そして時々ウォーキング


有名な「沈める森」。強い木々が水の中なのに、腐らずに残っている・・という神秘。


時々車を降りながら歩く。自然いっぱいの中、ウォーキングが最高潮に気持ちいい!


ニューカレドニアの国鳥「カグー」。
立派な羽はあるけど、飛べない鳥。


絶滅危惧種にも指定されていて、ここは野生のカグーに出会えるとても希少な場所。フランソワさんがカグーの赤ちゃんのリアルな鳴き声を出して、おびき寄せてくれた

フレンドリーなフランソワさん☆

カグーで大感激した後はランチ。

鹿肉と野生蓋のソーセージのバーベキューで、気持ちのいい屋外ランチ。


水も飲めるほど綺麗な川で休憩タイム


この森の中で最古という、樹齢1,000年を超えるカオリの木。幹の直径は2.7m、樹高40m、森の神様のような存在感にパワーをいただけたような気分!


珍しいものを沢山見せてもらって、植物の進化と神秘を感じさせてもらった一日。すごくいいツアーでした!Merci beaucoup Francois-san(^_^)♪