2011年11月7日月曜日

チバウ文化センター@ヌメア


こんにちは、yoshiです。
机の上はまたカタログ類で雪崩寸前ですが、
ご依頼を頂きました新しい物件に、本日より取り組んでおります。

形になるのは数ヶ月先ですが、
出来上がりの形がぼんやり見え始めてきたところの今、
「これなら・・♪」と、わくわくしながら取り組ませて頂いています。
良い形になりますよう、集中して頑張りたいと思います(^o^)
ご依頼を頂きまして誠にありがとうございました<(_ _)>

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連日、旅ネタで脱線してしまっておりますが(^_^;)
見て来きたかったものの1つ「チバウ文化センター」
ニューカレドニアで見てくることが出来ました。

南国・・にして、ちょっと驚くような斬新なカタチですが、
設計者は関空や銀座エルメスなどを手がけた建築家、レンゾ・ピアノ氏。
完成は1998年の建物の中は、ミュージアムとなっていて、
南太平洋諸国の美術品が展示されています。


この巨大な卵のような建物は、「カーズ」と呼ばれていて、
ニューカレドニアの伝統家屋がモチーフ。

そして・・このカーズ。
全てが「木」で作られているのです。

遠くから見ると、金属のようにも見えるのですが、
本当にリアルなウッド(^o^)

構造的にも、内部の可動ルーバーの開け閉めで自然空調が保たれ、
全体のデザインも、海風を取り入れ逆風を逃がせる形に。
まさに・・自然との調和が保たれています。


円すい型の茅葺き屋根が、カーズと呼ばれる家屋です。
こちらにも惹かれてしまうのですが・・
屋根の上には、木彫りの魔除け(守り神)が飾られています。

この10棟のカーズ、かなり大きいので全体が見えず、
高台にある見晴し台まで行ってみました。

この銅像になっているのが、チバウ氏。
ニューカレドニアの民族解放運動をされた氏の業績を称え、
この施設に名前が冠されたといいます。

見守っているような・・銅像からの景色が、
一番美しく見えるような気がしました。

天国に一番近い島にある近代建築・・チバウ。
一見、未完成にも見えるカーズの形も、
「まだ発展するぞ」という表現なのだそうです(深い・・)

そんなことを思って見ていると、
トーテムポールから、声が聞こえたような気がしました。

イェ〜イ(^o^)!

(もうちょっとだけ、続く〜)