2009年4月23日木曜日

「差別」と「区別」

こんにちは。ふるふるです。
今日は都内、四谷でセミナーをして来ました〜。
四谷は駅前に大きな樹があって新緑がまぶしかったです。

今日のセミナーはこれからエクステリアのプランナーを目指す新人さんが中心だったので、さっそく「スケルトン」についてお話をさせて頂きました。

今日、特に強調させて頂いたのは「スケルトン」は「差別」用語ではなく、ひとつのカテゴリーとして「区別」させる為のものだということです。

意図的にスケルトン的なデザインにすることもあると思いますし、スケルトンはやってはいけませんなどと言い切ることも難しいと思います。

建売り物件を専門にやっているエクステリアの施工会社さんも、好んでスケルトンにしている訳ではなく、デベロッパーさんから何の根拠も無い低予算だけ言われて、しかたなく施工している例がほとんどなんですよね。

今回の活動は少なくてもその様な「外構なんて最低限で十分」と思っている建築側の方達に、それはオープン以前のスケルトンですよ!って言えたら良いなって思って始めたんです。

オープン・セミオープン・セミクローズ・クローズと呼び方こそ定着していますが、はっきりとした定義が無い現状においてスケルトンの定義も明確に文章化することは難しいと思いますが、今年は特にこの活動に魂を込めていきたいと思います。