2011年9月22日木曜日

グレーチングはこんな感じで取付けます。

こんにちは。ふるふるです。

いやぁ〜昨夜の台風は凄かったですねぇ〜><。

地下鉄もJRもしばらく動かなかったので事務所で待機。

お陰さまで仕事がはかどりました(^-^;


さて、連日のご紹介で恐縮ですが

今回のガーデンリフォームでお客様の一番のご要望は

『リビングの掃き出し窓から段差無く庭に出たい』

というものでした。

しかもウッドデッキ以外でというご希望です。



まさにこんなお客様にピッタリなのが今回開発したグレーチング!

お陰さまで全国からお問い合わせを頂いているようで

本当に作って良かったなぁ〜って思っています。

今日は現場で施工される方にも分かりやすいよう

施工中の写真をご紹介しましょう。

まずはテラスの下地としてブロックを積みます。


このようなステップがない場合は建物の基礎から約10cm程度

離して基礎と平行にもブロックを積んで下さい。

既存のコンクリートステップがある場合はアンカー基礎にて

ステップの上にブロックを増積みします。

最上段のブロックは横筋用とし、内側のフェイスシェルをハンマー

などで叩いて取り除き、そこに専用の受け金具を設置します。


金具は通りと高さを調整後、モルタルで仮固定しておき

床の下地土間コンクリートを打設して下さい。


そしてタイルを貼って頂きグレーチング本体を設置して頂ければ

建物の床下換気を塞ぐことなくテラスを作ることが出来ます。


また、よくある質問としてグレーチングの両端部の処理の方法ですが

このように手前に花壇を組み合わせる事をお薦めしています。


花壇の立上がりの高さは、建物の基礎よりも若干低くし

低木や草花類を植え込みます。

花壇の中から見たところ

建物とテラス下地の間はモルタルで埋め

花壇方向に水勾配を取って頂ければ

溝に落ちた水は花壇の中で浸透してくれます。

左側が建築の基礎と水切りカバーです。
建物には一切触れていないのがポイントです。
もちろん花壇を立ち上げないで、直接庭に灌木などを

植えて頂いても大丈夫ですが、テラスと同じ高さで花壇があると

段差を感じることなく落ち着いた空間になります。


今回は奥側にステップを作っていますので

1段目のステップの踏み面と、間に詰めたモルタルの高さが

揃っていれば、こちら側にも水を逃がすことが可能です。


是非今後の設計、施工の参考にしてみて下さい。


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