2010年9月13日月曜日

例のグレーチングの補足です。

こんにちは。ふるふるです。

来週は涼しくなると言われ続けて数週間。

今週もだまされた感じですね(^-^;A  ホント秋が恋しいです。


さて先日ご紹介させて頂きましたテラス用グレーチングに関しまして

さっそくお問い合わせ等頂きましてありがとうございます。

特に工事をされている方から「こういうの無かったもんね〜」

って言って頂けると作って良かったなぁ〜って思います。

実は今年の7月、CGのソフトを秋葉原で買って来て

テキスト片手に作っていた企画のひとつがコレだったんです。(^-^;

受け金具とグレーチングを組み合わせた状態
下から見た状態


今回の製品はこのCG通り作って頂いたので自信を持ってお薦めします!


それと、お問い合わせ頂いた中で

「施工イメージと施工方法を詳しく知りた〜い」

という方が何人かいらっしゃったので補足させて頂きます。

数年前にテラスのご提案をさせて頂いた時の写真がこちらです。


当時はこのようなグレーチングがなかったのでスチールにメッキした

ものを使って施工しましたが、やはりタイルのテラスと合わせた時に

違和感があり、更に建物側に受け枠を付けられなくて職人さんに

多大なご苦労をかけてしまいました。

やはり住宅の窓先なので高級感とデザイン性が重要ですし

建物の基礎や外壁に一切加工をしないで取付られるものが

個人的にも絶対欲しかったんです。


施工の手順はこんな感じです。(図はクリックで拡大されます)

Step1
まずはテラスの立ち上がりをブロック積みで施工します。

建物側は基礎から9〜10センチ離して積んで下さい。

最上段の横筋用ブロックの内側の立ち上がりを欠いて

受け金具をサクッと乗せます。

ちなみにブロックの一部を欠いて土間をブロックの上に乗せる事で

不等沈下によるタイル表面のクラック防止にもなります(⌒_⌒)

必要に応じてモルタルを団子状にして仮固定して下さい。

Step2
テラス下地の土間コンをブロックの天端に合わせて打設します。

これで受け金具のアンカー部分が土間の中に入り固定されます。

Step3
グレーチングの厚みが15mmありますので

タイル(又は敷き石)の厚みと貼付けモルタルの厚みの合計が

15mmになるよう仕上げます。

Step4
最後にグレーチングをセットして完成です。

もちろんタイルを貼る時に高さの目安として

グレーチングを先にセットして頂いてもOKです。


実際の施工現場の写真もこちらのブログで

ご紹介させて頂く予定ですので時々覗いてみて下さい。(*^o^*)