今日はちょっとお役に立てるかもしれない情報です(^_^)
掃き出し窓の外側にテラスを作る時、皆さんはどんな計画をしますか?
例えばただの土間だけ?
施工は簡単だけど部屋からの出入り時、段差が大きくて大変ですよね?
ウッドデッキなら窓やドア枠下ぎりぎりに床が作れて
段差もほとんどなく使い勝手はとってもいいです。
但し、毎年保護塗料を塗らないと木が腐食してしまうので
メンテナンスが大変ですね。
最近ご要望の多いメンテナンスフリー&シンプルにというのなら
やっぱりタイル貼りのテラスが一番です。
但し、欠点は床を建物の基礎よりも高く出来ないこと。
床下の換気を確保する為、又窓の下の外壁を保護するために
水切りカバーより少し下げて床を作らないといけないので
室内との段差が出来てしまいます。
出来ればタイルや石貼りなどメンテナンスの楽なテラスを
窓枠下ぎりぎりで作りたいと誰もが考えることでしょう。
そこでいつも苦労するのが床下の通気などを確保しながら
下地の土間をどう施工するかということ・・・・。
もちろん建物の外壁とテラスの間にスペースを確保すれば
良いのですが、見た目も悪く隙間に物も落ちてしまいます。
ここにグレーチングなど金属製の蓋をすれば良いのですが
建物の外壁に受け金具をビスなどで固定しなくてはいけません。
でも建物の外壁に穴をあけるのは色々問題がありますよね?
そんな現場での問題点をなんとかしたいと思い
試行錯誤を重ねた結果、画期的なグレーチングを考案しました!
『オールステンレス製片持ち式グレーチング』です。
受け金具とグレーチングはこの様に組み合わせます。
施工イメージはこんな感じです。
グレーチングの左側が建物の外壁
右側がタイル貼りのテラスとしてご覧下さい。
実際には横筋用ブロックの内側の立ち上がりを欠いて下地の土間を
ブロックの天端まで打設します。
その後貼り付け用モルタルを均してタイルを貼り
グレーチングの高さと揃えればOKです。
土間打設前に受け金具はこのようにセットします。
そうすれば土間の中にアンカー部分が埋まるので固定されるのです。
別角度から見るとこんな感じです。
このグレーチングの最大のポイントは建物側に一切触れずに
テラス側からグレーチングを支持することが出来ることです。
もちろんいつでもグレーチングを外すことが出来ます。
こんなマニアックなネタで申し訳ありませんが
同じ事で苦労されている方も多いと思いなんとか製品化にこぎつけ
只今、販売に向けて最後の調整中でございます。
まずは全国に先立ち昨日から東京で開催されている
トコナメエプコスさんのタッケフェスタ2010にて
展示をして頂いております。
出来るだけ北海道から九州まで問屋さんルートで
購入して頂けるようお願いをして参りますので
もう少々お待ち下さい。