新型コロナウィルスの影響で展示会やセミナーが次々と中止又は延期になっています。
私のセミナーに参加を予定していた方も沢山いらっしゃると思いますが、今は拡散防止を最優先に考えなくてはいけない時、仕方がありませんね。
収束した暁にはまたセミナーも再開されると思いますのでその時は是非ご参加下さい。
さて、久しぶりのブログになりましたが今回は千葉県のお客様の事例をご紹介させて頂きます。
最近はオープンスタイルをご希望されるお客様も多いと思いますが、防犯性を考えるとやはりクローズドスタイルが安心です。今回のお客様はシャッターゲートと門扉は必ず付けたいというご要望でしたので「ハイクローズ」スタイルでデザインさせて頂きました。
建物の外壁に合わせてタイルを貼った門袖と花壇で、門まわりを大きく魅せています。
門扉は親子扉とする事で間口を小さくしながら、メインの扉を大きくする事が出来ます。
こちらは門の中から玄関ポーチ方向を見たところです。
設計G.L.が少し高かったので道路から4段のステップを設けています。
ポーチの立上りが目立たないよう内側にも花壇を設けました。
こちらは駐車場側から玄関ポーチ方向を見たところ。
シャッターゲートも建築の壁と綺麗に収まっています。
実はこの玄関前の壁は当初玄関ドアから1200程度の位置(写真で階段との境目あたり)に計画されていましたが、圧迫感があることと、シャッターゲートとの間に隙間が出来てしまうことから、建物の設計士さんにお願いをして思い切って道路側へ広げて頂きました。
お陰様でゆとりがあり両方向から上がれるステップも綺麗に計画することが出来ました。
私の研修では、こちらのお客様の図面を用いて設計課題を作らせて頂いた事もあるので、ピンと来た方もいらっしゃると思います。
そしてもう一つの見せ場が中庭テラスです!
コの字に建物で囲まれたスペースにタイル張りのテラスがあります。
もちろん外周にはテラス専用グレーチング「テラスエッジ」を入れて、換気と外壁を保護しつつ、室内との段差も解消しています。
開かれた隣地側にはアクセントウォールと花壇を設置し、まわりからの視線はほとんど気になりません。
こちらのフェンスはLIXILさんのデザイナーズパーツの平板と角面材を使ったオリジナルフェンスとなっています。
部材の厚みが平板が15mm、角面材が30mmなので凹凸感も出ます!
久々のブログとなりましたがご覧頂きましてありがとうございました。