こんにちは。ふるふるです。
日曜日だというのに気がつけばこんな時間!
いまやっと仕事が一段落付きました。
でも、今日はどうしても もうひと頑張りしてブログを書きたいんです!
いや、書かなくてはいけないんです。
と、言うのも今朝こんな現場の前を通りました。
最近多い建売り物件の残念な事例です。
既にブログで書いていますが、これをオープンと呼んでいて良いのかな〜って思うんですよ。
敷地内は全てコンクリートで固められていて、玄関も道路から丸見えです。
ここに住む人は何か手を加えたくても土間コンクリートの解体作業から始めなくてはいけませんよね?お気の毒です。
確かに建売り物件は地域毎に販売価格の相場があるし、ターゲットとしている購入者の年齢や年収なども考えなくてはならないので、エクステリアに余計な費用はかけられないというのは勿論理解できます。
ならば生活に最低限必要な部分だけ造っておいて、後は入居された方が少しずつでも良いから花を植えるとか、樹木を増やすとか、照明を追加出来るとか楽しめる部分を残しておいてあげたらいいと思うんですよね。
なのに現実は車のタイヤが乗らない所や人が歩かない所までガチガチにコンクリートで固めてしまい、余計なコストを掛けているのはなんか矛盾を感じちゃいます。
私が提案したい「スケルトン」の定義というかイメージは
1.完成形ではなく最低限の下地として考える。
2.そこに住む御家族が好みや予算に合わせて将来アレンジ出来る余地を残す。
3.既存のものを壊すことなくリフォームできる配慮がされている。
みたいな感じなんです。
そういう意味では今回の写真の事例はスケルトン以前になってしまいますが・・・・。
立場が違えばそれぞれ言い分も違うと思いますが、少なくても我々エクステリアの設計施工を専門とする人間はしっかりとしたポリシーを持って、予算が無いなら無いなりにベストなプランを考えてあげたいと思うんです。
専用ページを作りましたのでこちらもご覧下さい。