最近エクステリアやガーデンのデザインにおいて
曲線を使う事例が多くなっています。
施工をする職人さんにとってはちょっと手間がかかりますが
柔らかい印象を与えることが出来るので人気があります。
ただ、何となく曲線にしてみましたというようなものではなく
きちんとした考え方に基づいて施工性も含め、飽きがこないよう
デザインしなくてはいけないと思うんです。
先日発表になったAppleの新サービスicloudのアイコンに関して
面白いレポートを見つけたのでちょっとご紹介します。
雲の形をイメージしたこのアイコン。
シンプルでいて絶妙なバランスを保っています。
よく見るとこの形はいくつかの円を組み合わせて
作られていることがわかります。
この円を二つのグループに分けて比較してみると
それぞれが黄金比によって組み合わされているというのです。
デザインの世界ではよく用いられる黄金比
もちろんこれは偶然ではないでしょう。
さらに全体の大きさもきちんと黄金比となっている。
古代ギリシャで生まれた黄金比は、人間にとって最も安定し
美しい比率とされ建築や美術ではよく用いられています。
実は名刺の大きさもちゃんと黄金比になっているんですよ。
直感的に美しいバランスがとれる人は無意識にこの黄金比が
身についているのでしょうが、ちょっと自信がない人は
参考にしてみると良いでしょう。