日曜日の今日、トコナメエプコスさん主催の「石積み講習会」があるというお話をお聞きし、以前から石積みに興味があったのでオブザーバーとして参加させて頂きました。
講師は金子造園の金子社長。職人さんとしての技術はもちろん、それを分かりやすく指導する先生としても素晴らしい方です。
受講生の方々は現場で日々施工を担当されている職人さん。
まずは先生自ら基本的な石の置き方を解説。
その後、皆さんが練習用の枠の中で積んでみます。
石のサイズは小さめですが、重心や目地の取り方に注意しながら積んでいるのでなかなかのものです。
皆さん同じ石を使っているのに個性って出るものですね。
そして午後は石の割り方や小口の処理についての指導から。
流石に職人さん達、教わった通りに少し手を加えながらどんどん積んでいきます。
すると午前中とは明らかに違う正に「石積み」の形になっているじゃありませんか!
たった数時間でここまで積み方が変わるとは驚きです。
この講習会は毎月1回、全5回コースなので皆さんがどこまで成長されるのか、今から本当に楽しみです。
今回、練習用に用意された石は栃木県の「みかも石」
個人住宅のエクステリアにも使いやすい石です。
自然石は高くて施工が難しい?
それは誤解だということが今日の講習でよくわかりました。
「ブロックは積んだ時が一番美しいが、自然石は積んだ時が一番汚い」
金子先生の言葉です。
時と共に味わいが出てくる素材を我々はもっと積極的に使うべきではないかと思わされるとても有意義な講習会でした。