2016年1月15日金曜日

パティオのリフォーム

お久しぶりです。ふるふるです^_^;
遅くなりましたが本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今日は少し特殊な事例ですが個人住宅の中庭のリフォームの事例をご紹介させて頂きます。

埼玉にお住まいのM様のご自宅には玄関ホールと室内から眺めることが出来る中庭があります。

Before
シンプルなタイル張りの床の上に大小様々な大きさと形のコンテナが無造作に置かれた空間で、これはこれでアリだと思うのですが、植物の手入れが大変だということで、もう少しスタイリッシュでシンプルな空間にしてほしいというご依頼でした。

そこで既存のコンテナを少し整理させて頂きこんなデザインに造り替えました!

After

まずは浮遊感のある床を造りおなじみの木調タイル「リストンディー」を貼っています。
そのまわりのスペースは既存のタイルの上に化粧砂利を敷き詰めたり、新しいタイルと人工芝を貼っています。

浮いた床の下側にはLEDの間接照明が入っています。

今年の春、ここに二人がけのソファーをクッション付きで置いて頂く予定です!




床だけでは物足りなかったので背面にはアクセントとなる壁を造作しました。



後ろの壁に寄せてモルタルで笠木や巾木を作って頂き自然石を貼っています。


モルタル造作の部分はミリ単位で図面を起こし職人さんに現場で造って頂きました。


この中庭は4階までドーンと吹き抜けになっていて雨がかかるスペースなので、ジョリパットが雨だれで汚れるのを防ぐ為、壁との接点に弊社が開発した「ドロップライン」をさりげなく忍ばせて、天端の水勾配を壁際方向に取っています。

このドロップラインは今回新色が出ましたのでオンリーワンの新しいカタログ、マテリアルM10が届きましたらP79を是非ご覧下さい。ついでといってはなんですが隣のページの「スラブサポータープラス」も宜しくお願いします^_^;


床には12VのLED照明「美彩 グランドライト」(LIXIL)を2基埋め込んであります。


玄関ホールからの眺めはこんな感じになりました。
ここにガーデンファニチャーが置かれるのが今から楽しみです!

そしてこのお宅、実は螺旋階段を上がった2階にも別の中庭がありまして、そちらも一緒にリフォームさせて頂いております。

1階同様シンプルな白いタイル貼りだけのスペースでしたので、1階と統一感を持たせてこんな感じに致しました。


こちらの床に採用した木調タイルは新商品の「ドルフィン」です!
こちらのタイルはリストンディーよりも更にサイズが大きく、1枚が200×1200mmもあります!
ベネチア湾の係留柱をモチーフに自然なエイジングを再現しています。

このタイルは床だけでなく、門袖やアクセントウォールなど垂直面に貼っても面白いですよ(^_-)-☆


このリアルな木目、うまく伝わるといいのですが^_^;


室内側から見た逆方向はこんな感じです。

コンテナに植えた高木の樹種分かりますか?

実はシマトネリコなのです。
通常は株立にするところを単幹で指定。
樹形にこだわって形のいいものを探して頂きました。

この植栽を担当してくれたのはE&GアカデミーのOBのK君です。
K君は今は独立をしてこんな素敵なお店「BOHEMIANS」もやっていますのでお近くの方は是非遊びに(出来れば買い物に^_^;)行ってあげて下さいm(_ _)m

外の隣地境界に設けられた植え込みもK君にお願いしました。



持つべきものは友・・・・ではなく生徒です(^_^;)